前に進むための場所

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映画【エターナル・サンシャイン】とニーチェの言葉

 

ストーリーの鍵となる要素、ラクーナ社は人の記憶から特定の人物や出来事を消すことが出来る施術を可能としている

作品の制作は2004年、公開は2005年

正直2023年にこの作品をみていると作品中のような物理的建物等の消去は難しいが、脳内的には近しい何かを既に可能にしているのではないか

最近のテクノロジー系ニュースと照らし合わせることでそう思えてしまう

 

【記憶】をテーマにしたカップルの恋の行方、メインの2人は

クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット

ジョエル(ジム・キャリー

パッと見、冒頭の方はなんだかとんでもなく2人が若々しくみえた

ケイト・ウィンスレットタイタニックが1997年の主演作品

勿論タイタニックとは時代背景、ストーリーが全然違うのでより印象がガラリと変わり良く映った

 

こちらエターナル・サンシャイン

生活スタイル、趣味嗜好がかけ離れた2人が絡み合う

 

とりあえずバレンタイン直前にケンカ別れをする...ラブロマンスにはいいスタートを切る形、わかりやすく入りやすいですね

 

完全に関係ない話:クレメンタインと聞くとすぐにバーボンウィスキーの【クレメンタイン】を思い出してしまいます (とてもフルーティで50.5度とアルコール度数が高いが旨味凝縮タイプ:あくまで個人的感想です 既に終売商品? ’98-’00)

Clementine 8 Years Old クレメンタイン 8年 | バーボンウイスキー | 重松貿易株式会社 SHIGEMATSU & CO.,LTD

 

突然過去に行ったりジョエルの幼少期のシーンになったりと忙しくなりますが、このジョエルの幼少期のシーンで観れる映像の作りには時代を感じますね 現代では見られない描写 チープにも不可思議にも映りました

 

本当は好きで、嫌いではないのにがいろんな箇所に織り込まれたキュートさもありますね2人共 それを短時間で感じさせるところは流石です

 

目の前にすると出来ない...なんだかこんなことを私は思い出しました

好意を持った相手に本当は伝えなければいけないことや、取りたいリアクションを素直にみせられなかったりを 素直に表現することは難しいですね

 

もう1つのストーリー 後半に発覚し急に濃縮されたもう1組の男女の話が登場します

後半に差し掛かっているしメインの2人ではないので展開が短いですが個人的にはこちらの方が話のメインでは?と思えてしまう重さ

この女性はラクーナ社で働くスタッフの1人

彼女がニーチェの言葉を引用します

【忘却はよりよき前進を生む】

若さゆえ知的過ぎた過ちか

 

ここで絡めてくるのかと

引用を用いた場面が全体像とよく絡みます

こういう作りは好きです

ここからは一気に話が進み、クライマックスへGOです

 

こちらの作品もあと2回くらいは楽しめそうです

複数回観るとまた景色が違って見えますからね

 

良いことも悪いことも

状況は関係なく思い出すことはあるし

忘れていることもある 何故か突然に蘇る記憶も

ただそれらを鮮明にしたいときには案外自由には出来ない

幸か不幸かはさておき

微かな記憶をテクノロジーの進化によって鮮明にすることが出来たなら

そんなことを思いました